工事事例
工事事例:土台上げ工法
兵庫県西宮市 建物沈下修正工事
工事の経緯
対象地の土地条件は盛土地で池に土を盛って造成した平坦地である。
建物の変状としては、施工前の沈下測量結果で玄関北東部を基準点とすると東方向への傾斜傾向が認められ、室内の最大沈下量は台所北東角の-53mm、外周の最大沈下量は同じく台所北東角で-72mmとなっており建物の東側で大きな沈下量が見られた。
沈下原因としては、明瞭には判断できないが造成時の締固めが不十分のため長期的に地盤が下がり建物に変状が生じたものと推定される。
対策工法としては、本建物は築64年を経過しており沈下はほぼ収束していると思われ、土台下からジャッキアップする土台上げ工法で対策することにしました。
今回の工事は、比較的に沈下量が大きい増築部の部分施工を実施している。
工事概要
工事場所 | 兵庫県西宮市 |
---|---|
建物の種類、構造 | 居宅、木造2階建 |
築年数 | 64年(増築部:41年) |
基礎構造 | 布基礎 |
施工範囲 | 46㎡ |
沈下量 | -53mm(最大部) |
工事内容 | 土台上げ工法 |
工期 | 約2週間 |
施工平面図
測定結果
工事写真
(施工前建物全景)
(床下進入口開口完了)
(外周進入口掘削完了)
(ジャッキ設置個所ハツリ状況)
(アンカーボルト解放完了)
(床下ジャッキ設置完了)
(外周ジャッキ設置完了)
(床下ジャッキアップ状況)
(外周ジャッキアップ状況)
(測量状況)
(ライナー設置完了)
(アンカーボルト締め付け状況)
(土台下モルタル詰め状況)
(土台下モルタル詰め完了)
(鋼製束締め付け状況)
(施工後建物全景)
大阪府枚方市 建物沈下修正工事
工事の経緯
建物は、河川の氾濫により形成された低平な土地である谷底低地に建てられた築40年を経過する建物である。
建物の変状としては、施工前の沈下測量結果で書斎北東角を基準点とすると南方向への傾斜傾向が認められ、室内の最大沈下量は浴室北西角の-79mm、外周の最大沈下量は同じく浴室北西角で-53mm となっており建物の南側で大きな沈下量が見られた。
沈下原因としては、明瞭には判断できないが造成時の締固めが不十分のため長期的に地盤が下がり建物に変状が生じたものと推定される。
対策工法としては、本建物は築40年を経過しており沈下はほぼ収束していると思われ、土台下からジャッキアップする土台上げ工法で対策することにしました。
今回の工事は、比較的に沈下量が大きい建物南側の部分施工を実施している。
工事概要
工事場所 | 大阪府枚方市 |
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建物の種類、構造 | 居宅、木造2階建 |
築年数 | 40年 |
基礎構造 | 布基礎 |
施工範囲 | 28㎡ |
沈下量 | -79mm(最大部) |
工事内容 | 土台上げ工法 |
工期 | 約1週間 |
施工平面図
測定結果
工事写真
(進入口ハツリ状況)
(室内ハツリ完了)
(床下ジャッキ設置完了)
(外周ジャッキ設置完了)
(床下ジャッキアップ状況)
(外周ジャッキアップ状況)
(測量状況)
(ライナー設置完了)
(ジャッキアップ完了)
(アンカーボルト締め付け状況)
(土台下モルタル詰め状況)
(土台下モルタル詰め完了)
(基礎配筋状況)
(基礎モルタル詰め完了)
兵庫県宝塚市 家屋沈下修正工事
工事の経緯
本敷地は、山地を切り開いた切盛りの造成地で、建物は築22年を経過する。
家屋の変状としては、施工前の沈下測量結果で家屋は全体に南側から北方向への傾斜傾向を示し、施工前の最大沈下量は、DK北東側で最大-30㎜の値が確認された。
沈下原因としては、明瞭には判断できないが造成時の北側擁壁裏込め部の締固めが不十分のため長期的に地盤が下がり家屋に変状が生じたものと推定される。対策工法としては、本建物は築22年を経過しており沈下はほぼ収束していると思われことから、土台下からジャッキアップする土台上げ工法で対策することにしました。
今回の工事は、比較的に沈下量が大きい家屋北側(和室、LD)の部分施工を実施している。
工事概要
工事場所 | 兵庫県宝塚市 |
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建物の種類、構造 | 居宅、木造2 階建 車庫、鉄筋コンクリート造平家建 |
築年数 | 22年 |
基礎構造 | ベタ基礎 |
施工範囲 | 43㎡(部分) |
沈下量 | -30mm(最大部) |
工事内容 | 土台上げ工法 |
工期 | 約1週間 |
施工平面図
測定結果
工事写真
(家屋全景)
(床下進入口開口完了)
(ジャッキ設置箇所ハツリ完了)
(アンカーボルト延長完了)
(外周ジャッキ設置完了)
(床下ジャッキ設置完了)
(ジャッキアップ状況)
(測量状況)
(ライナー設置完了)
(アンカーボルト締め付け完了)
(土台下モルタル詰め状況)
(土台下モルタル詰め完了)
大阪府枚方市 家屋沈下修正工事
工事の経緯
建物は、丘陵地を平坦化した造成地に建てられた築45年を経過する建物である。
家屋の変状としては、寝室南側の土間コンクリート、U型側溝、敷地南西部の境界ブロックで大きな変状が見られており、沈下測量では、リビングダイニング南東側で最大-97㎜の値が確認された。
沈下原因としては、施工前に実施した家屋周囲の地盤調査で南側(擁壁側)の埋土層が緩いことが確認されていることから、埋土部の締固めが不十分のため長期的に地盤が下がり家屋に変状が生じたものと推定される。
対策工法としては、埋土層が緩いことが確認された南側(擁壁側)を鋼管杭で部分補強を行ったうえで土台上げ工法(ポイントジャッキ工法)で対策することにしました。
工事概要
工事場所 | 大阪府枚方市 |
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建物の種類、構造 | 居宅、軽量鉄骨造2階建 |
築年数 | 45年 |
基礎構造 | 布基礎 |
施工範囲 | 76㎡(全体) |
沈下量 | -97mm(最大部) |
工事内容 | 鋼管杭圧入工法(部分補強) 土台上げ工法 |
工期 | 約3週間 |
施工平面図
測定結果
工事写真
(外周掘削完了)
(圧入状況)
(支持台設置完了)
(エアミルク打設状況)
(埋戻し、整地完了)
(床下進入口ハツリ完了)
(アンカーボルト開放状況)
(ジャッキアップ状況)
(室内レベル測量状況)
(ライナー設置完了)
(アンカーボルト延長完了)
(アンカーボルト締め付け完了)
(鋼製束交換完了)
(基礎鉄筋復旧完了)
(モルタル詰め完了)
兵庫県川辺郡 家屋沈下修正工事
工事の経緯
建物は、丘陵地を平坦化した造成地に建てられた築39年を経過する建物である。
家屋の変状としては、全面の外壁、基礎立ち上がりで変状及び補修跡が見られており、沈下測量では、DK北東側で最大-102㎜の値が確認された。
沈下原因としては、明瞭には判断できないが造成時の締固めが不十分のため長期的に地盤が下がり家屋に変状が生じたものと推定される。
対策工法としては、本建物は築39年を経過しており沈下はほぼ収束していると思われ、土台下からジャッキアップする土台上げ工法で対策することにしました。
工事概要
工事場所 | 兵庫県川辺郡 |
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建物の種類、構造 | 居宅、木造2階建 |
築年数 | 39年 |
基礎構造 | 布基礎 |
施工範囲 | 68㎡(全体) |
沈下量 | -102mm(最大部) |
工事内容 | 土台上げ工法 |
工期 | 約2週間 |
施工平面図
測定結果
工事写真
(アンカーボルト解放、延長状況)
(外部ジャッキ設置完了)
(床下ジャッキ設置完了)
(ライナー設置完了)
(アンカーボルト締め付け完了)
(モルタル詰め完了)
大阪府豊中市 家屋沈下修正工事
工事の経緯
建物は、砂礫台地に建てられた築50年以上を経過する建物である。
家屋の変状としては、縁側の西側床で傾斜、南側建具で不具合が見られ、和室A、Bの床下では雨水の侵入が確認された。沈下測量では、和室A南西角で最大-91㎜の値となっている。
沈下原因としては、南西側雨水管からの漏水により長期的に床下地盤が弱められ、家屋に変状が生じたものと推定される。
対策工法としては、本建物は築50年以上を経過しており沈下はほぼ収束していると思われ、土台下からジャッキアップする土台上げ工法(根がらみ工法)で対策することとし、和室A、Bの床下には防湿土間コンクリートを施工することにしました。
今回の工事は、比較的に沈下量が大きい家屋南西側の部分施工を実施している。
工事概要
工事場所 | 大阪府豊中市 |
---|---|
建物の種類、構造 | 居宅、木造2階建 |
築年数 | 50年以上 |
基礎構造 | 布基礎 |
施工範囲 | 53 ㎡(部分) |
沈下量 | -91㎜(最大部) |
工事内容 | 土台上げ工法(根がらみ工法) |
工期 | 約3週間 |
施工平面図
測定結果
工事写真
(柱固定完了)
(ジャッキ設置完了)
(ジャッキ設置完了)
(ジャッキアップ状況)
(測量状況)
(ジャッキアップ完了)
(外周基礎補修)
(防湿シート布設完了)
(メッシュ筋設置、生コンクリート打設状況)
(生コンクリート打設完了)
(鋼製束設置完了)
大阪府堺市 家屋沈下修正工事
工事の経緯
建物は、台地に建てられた築51年を経過する建物である。
施工範囲は増築部で、増築後20年を経過している。
家屋の変状としては、増築部全面の外壁、増築部周囲の土間、増築部と既存建物の境に大きな変状が見られており、沈下測量では、ホール・洗面の北東側で最大-56㎜の値が確認された。
沈下原因としては、明瞭には判断できないが敷地の東側(増築側)は傾斜地でブロック擁壁が築造されており、その埋め戻し土の締固めが不十分のため長期的に地盤が下がり家屋に変状が生じたものと推定される。
対策工法としては、増築建物は築20年を経過しており沈下はほぼ収束していると思われ、土台下からジャッキアップする土台上げ工法で対策することにしました。
工事概要
建物の種類、構造 | 居宅、木造2階建 |
---|---|
築年数 | 51年(増築部20年) |
基礎構造 | 布基礎 |
施工範囲 | 11㎡(増築部) |
沈下量 | -56mm(最大部) |
工事内容 | 土台上げ工法 |
工事期間 | 2日 |
施工平面図
測定結果
工事写真
(アンカーボルト解放状況)
(ジャッキ設置完了)
(ジャッキ設置完了)
(ジャッキアップ状況)
(ライナー設置完了)
(アンカーボルト延長、締め付け完了)
(モルタル詰め完了)
兵庫県川西市 家屋沈下修正工事
工事の経緯
建物は、丘陵地を平坦化した造成地に建てられた築29年を経過する建物である。
家屋の変状としては、リビング南側基礎と外壁に若干の隙間が見られており、沈下測量では、和室南西側で最大-55㎜の値が確認された。
沈下原因としては、施工前に実施した家屋周囲の地盤調査で擁壁側の盛土層が緩いことが確認されていることから、盛土部の締固めが不十分のため長期的に地盤が下がり家屋に変状が生じたものと推定される。
対策工法としては、本建物は築29年を経過しており沈下はほぼ収束していると思われ、土台下からジャッキアップする土台上げ工法で対策することにしました。
今回の工事は、比較的に沈下量が大きい西側及び南側の部分施工を実施している。
工事概要
構造 | 居宅、木造2階建 |
---|---|
築年数 | 29年 |
基礎構造 | 布基礎 |
施工範囲 | 48㎡(部分) |
沈下量 | -55㎜(最大部) |
工事内容 | 土台上げ工法 |
工事期間 | 約1週間 |
施工平面図
測定結果
工事写真
(アンカーボルト解放状況)
(アンカーボルト解放状況)
(外部ジャッキ設置完了)
(ジャッキアップ状況)
(ライナー設置、
モルタル詰め状況)
(アンカーボルト
締め付け完了)
(モルタル詰め完了)
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