工事事例
工事事例:鋼管杭圧入工法
千葉県成田市 家屋沈下修正工事
工事の経緯
対象建物は、台地と旧河口部の境界付近に切土及び盛土により造成して建てられた築40年以上を経過する建物である。
建物の変状としては、外周の基礎、外壁、室内の壁面にクラック、和室Aのサッシに不具合が見られ、施工前の沈下測量では和室Aの北東側で-44㎜、ダイニングの北東側で-42mmの値が確認された。
沈下原因としては、明瞭には判断できないが施工前に実施した家屋周囲の地盤調査で家屋北側のGL~-3.25mの盛土層が緩いことが確認されていることから、造成時の盛土部の締固めが不十分のため長期的に地盤が下がり家屋に変状が生じたものと推定される。
対策工法としては、地盤調査で支持層が深いことが確認されていることから、鋼管杭を支持層まで圧入する鋼管杭圧入工法で対策することにしました。
今回の工事は、比較的に沈下量が大きい北側の部分施工を実施している。
工事概要
工事場所 | 千葉県成田市 |
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建物の種類、構造 | 居宅、木造平家建 |
築年数 | 不明 (40年以上) |
基礎構造 | 布基礎 |
施工範囲 | 15㎡(部分) |
沈下量 | -44㎜(最大部) |
工事内容 | 鋼管杭圧入工法 |
鋼管杭本数及び杭長 | 9箇所 (平均2.57m) |
工期 | 約2週間 |
施工平面図
測定結果
工事写真
(掘削完了)
(圧入完了)
(治具取り付け)
(ジャッキアップ)
(エアモルタル打設)
(エアモルタル打設完了)
(整地完了)
福岡県福岡市 基礎杭追加工事
工事の経緯
対象建物は、自然堤防に位置する建築中の建物である。
建物の状況としては、建築途中で寝室部の基礎杭の本数が不十分であることが判明した。
対策工法としては、鋼管杭圧入工法により寝室部に基礎杭の追加工事を行うこととした。
鋼管杭圧入工法は建物荷重を反力にして 鋼管杭を打ち込むので建築過程の外壁下地(透湿防水シート)貼りが完了した時点で基礎杭の追加工事を行った。
工事では、施工前、後にレベル測量を実施し、大きな変化はない事を確認している。
工事概要
工事場所 | 福岡県福岡市 |
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建物の種類、構造 | 居宅、木造2階建 |
築年数 | 建築中 |
基礎構造 | ベタ基礎 |
施工範囲 | 8㎡(部分) |
工事内容 | 鋼管杭圧入工法 |
鋼管杭本数及び杭長 | 7箇所 (平均4.26m) |
工期 | 約2週間 |
施工平面図
測定結果
工事写真
(掘削状況)
(鋼管材料検収)
(支持力確認)
(支持台材料検収)
(支持台設置、ジャッキセット完了)
(レベル確認状況)
(埋戻し、型枠設置完了)
(エアミルク打設状況)
(整地完了)
大阪府枚方市 家屋沈下修正工事
工事の経緯
対象建物は、扇状地に位置し切土及び盛土により造成して建てられた築40年以上を経過する建物である。
建物の方位を図のように仮に設定して以下に述べる。
建物は3軒長屋の共同住宅で南端の1軒で変状が見られた。
建物の変状としては、外壁、雨戸、基礎立ち上がり、2階ふすま、床下の木束で変状が見られ大きな変状ではないが建物全体に多くの変状が確認された。施工前の沈下測量では基準点(±0㎜)をリビング北西角に取るとDK~ホールの南側で-29㎜~-23㎜の値となり、建物の南側で大きな値が確認された。
沈下原因としては、施工前に実施した建物周囲の地盤調査で建物南側のGL~-2.75mの盛土層が緩いことが確認されていることから、明瞭には判断できないが造成時の盛土部の締固めが不十分のため長期的に地盤が下がり建物に変状が生じたものと推定される。
対策工法としては、地盤調査で支持層が深いことが確認されていることから、鋼管杭を支持層まで圧入する鋼管杭圧入工法で対策することにしました。
今回の工事は、比較的に沈下量が大きい北側の部分施工を実施している。
工事概要
工事場所 | 大阪府枚方市 |
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建物の種類、構造 | 共同住宅(3軒長屋)、木造2階建 |
築年数 | 42年 |
基礎構造 | 布基礎 |
施工範囲 | 南端1軒の部分(12㎡) |
沈下量 | -29㎜(最大部) |
工事内容 | 鋼管杭圧入工法 |
鋼管杭本数及び杭長 | 5箇所 (平均4.29m) |
工期 | 約2週間 |
施工平面図
測定結果
工事写真
(場内養生)
(掘削状況)
(鋼管材料検収)
(鋼管圧入状況)
(支持台材料検収)
(支持台設置、ジャッキセット完了)
(ジャッキアップ)
(レベル確認状況)
(普通ポルトランドセメント資材搬入)
(モノクリートエース資材搬入)
(エアミルク攪拌状況)
(エアミルク打設状況)
(エアミルク打設完了)
(整地完了)
(束交換)
群馬県吾妻郡 家屋沈下修正工事
工事の経緯
建物は、台地に位置する築14年を経過する建物である。
変状としては、玄関ポーチ下部及び玄関北側基礎下部で地盤沈下が原因と思われる空洞が見られており、沈下測量では玄関北側で最大-112㎜の値が確認された。
沈下原因としては、施工前に実施した地盤調査で玄関西側の盛土層が緩いことが確認されていることから、盛土部の締固めが不十分のため長期的に地盤が下がり家屋に変状が生じたものと推定される。
対策工法としては、地盤調査で支持層が深いことが確認されていることから、鋼管杭を支持層まで圧入する鋼管杭圧入工法で対策することにしました。又、ポーチ部については建物荷重が無いためエア-ハンマーで鋼管杭を打設し貫入している。
今回の工事は、沈下測量結果から変形傾斜になっていることが確認されており、ヘの字型に折れて大きく沈下した北側の部分施工を実施している。
工事概要
構造 | 居宅、木造平家建 |
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築年数 | 14年 |
基礎構造 | 布基礎 |
施工範囲 | 50㎡(部分) |
沈下量 | -112㎜(最大部) |
工事内容 | 鋼管杭圧入工法、エア-ハンマーによる鋼管杭貫入 |
鋼管杭本数及び杭長 | 18箇所 (平均2.50m) |
工事期間 | 約1ヶ月 |
施工平面図
測定結果
工事写真
(掘削状況)
(圧入状況)
(エア-ハンマーによる貫入状況)
(ジャッキアップ状況)
(室内測量状況)
(セメントミルク充填完了)
工事事例:鋼管杭圧入工法・耐圧版工法
大阪府箕面市 家屋沈下修正工事
工事の経緯
建物は、丘陵地の傾斜部を切土及び盛土により造成して建てられた築47年を経過する建物である。
家屋の変状としては、建具等に不具合が発生しており、沈下測量では台所側で最大-128㎜の値が確認された。
沈下原因としては、施工前に実施した家屋周囲の地盤調査で盛土層が緩いことが確認されていることから、盛土部の締固めが不十分のため長期的に地盤が下がり家屋に変状が生じたものと推定される。
対策工法としては、地盤調査で支持層が深いことが確認されていることから、鋼管杭を支持層まで圧入する鋼管杭圧入工法で対策することにしました。
今回の工事は、比較的に沈下量が大きい西側の部分施工を実施している。
工事概要
構造 | 居宅、鉄筋コンクリート造2階建 |
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築年数 | 47年 |
基礎構造 | 独立フーチング基礎 |
施工範囲 | 73㎡(部分) |
沈下量 | -128㎜(最大部) |
工事内容 | 鋼管杭圧入工法、耐圧版工法 |
鋼管杭本数及び杭長 | 42箇所 (平均3.68m) |
耐圧版設置数 | 4箇所 |
工事期間 | 約2ヶ月 |
施工平面図
測定結果
工事写真
(トンネル掘削状況)
(圧入状況)
(圧入完了)
(設置完了)
(ジャッキアップ状況)
(ジャッキアップ完了)
(セメントミルク充填状況)
大阪府堺市 家屋沈下修正工事
工事の経緯
建物は、谷底低地を造成して建てられた築9年を経過する建物である。
家屋の変状としては、建具等に不具合が発生しており、沈下測量ではダイニング西側で最大-71㎜の値が確認された。
沈下原因としては、施工前に実施した地盤調査で多くのガラが確認されていることから、埋め戻し土の中に多くの障害物が混じることで締固めが不十分となり長期的に地盤が下がり家屋に変状が生じたものと推定される。
工事は住宅瑕疵保険の対象となり、対策工法としては、地盤調査で支持層が深いことが確認されていることから、鋼管杭を支持層まで圧入する鋼管杭圧入工法で対策することにしました。
工事概要
構造 | 居宅、木造2階建 |
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築年数 | 9年 |
基礎構造 | ベタ基礎 |
施工範囲 | 56㎡(全体) |
沈下量 | -71㎜(最大部) |
工事内容 | 鋼管杭圧入工法 |
鋼管杭本数及び杭長 | 28箇所 (平均5.45m) |
工事期間 | 約1ヶ月 |
施工平面図
測定結果
工事写真
(トンネル進入口掘削完了)
(トンネル掘削完了)
(掘削土仮置場)
(鋼管圧入状況)
(室内測量状況)
(ジャッキアップ状況)
(モルタル充填)
大阪府大阪市 家屋沈下修正工事
工事の経緯
建物は、盛土地を造成して建てられた築6年を経過する建物である。
家屋の変状としては、西側隣接敷地において大規模な盛土造成がおこなわれた5年程前から変状が見えはじめ、施工前の沈下測量ではキッチン西側で最大-49㎜の値が確認された。
沈下原因としては、大規模な盛土造成による引き込み沈下が発生したと推定される。
工事は住宅瑕疵保険の対象となり、対策工法としては、隣接敷地の盛土造成は経過年数が浅く地盤沈下の進行が懸念されるため、鋼管杭を支持層まで圧入する鋼管杭圧入工法で対策することにしました。
工事概要
構造 | 居宅、木造2階建 |
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築年数 | 6年 |
基礎構造 | ベタ基礎 |
施工範囲 | 68㎡(全体) |
沈下量 | -49㎜(最大部) |
工事内容 | 鋼管杭圧入工法 |
鋼管杭本数及び杭長 | 28箇所 (平均8.41m) |
工事期間 | 約1ヶ月 |
施工平面図
測定結果
工事写真
(トンネル進入口掘削完了)
(鋼管圧入状況)
(配管出し完了)
(ジャッキアップ状況)
(外部測量状況)
(ジャッキアップ完了)
(モルタル充填状況)
福岡県直方市 家屋沈下修正工事
工事の経緯
本敷地は旧水田の宅地造成地で、建物は地盤改良後に建てられた築3年を経過する建物である。
家屋の変状としては、施工前の沈下測量結果で家屋は全体に北側から南方向、西側から東方向への傾斜傾向を示し、施工前の最大沈下量は玄関南東角で-94㎜の値が確認された。
沈下原因としては、施工前に実施した家屋東側のボーリング調査結果でGL~-2.3mの盛土及び盛土下部に腐食土が確認されており、明瞭には判断できないが腐植土の固化不良により地盤が下がり家屋に変状が生じたものと推定される。
工事は住宅瑕疵保険の対象となり、対策工法としては、敷地の宅地造成は経過年数が浅く地盤沈下の進行が懸念されるため、鋼管杭を支持層まで圧入する鋼管杭圧入工法で対策することにしました。
工事概要
建物の種類、構造 | 居宅、木造2階建 |
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築年数 | 3年 |
基礎構造 | ベタ基礎 |
施工範囲 | 53㎡(全体) |
沈下量 | -94㎜(最大部) |
工事内容 | 鋼管杭圧入工法 |
杭本数及び杭長 | 26箇所 (平均13.01m) |
工期 | 約45日 |
施工平面図
測定結果
工事写真
(家屋全景)
(トンネル掘削完了)
(ポイント掘り下げ完了)
(鋼管圧入完了)
(支持台、ジャッキ設置完了)
(ジャッキアップ状況)
(測量状況)
(ジャッキアップ完了)
(流動化処理土打設状況)
(流動化処理土打設完了)
(整地、転圧状況)
(家屋北側)
福岡県那珂川市 家屋沈下修正工事
工事の経緯
建物は、丘陵傾斜地の造成地に建てられた、築4年を経過する建物である。
家屋の変状としては、施工前の沈下測量結果で家屋は全体に東側から西方向、北側から南方向への傾斜傾向を示し、施工前の最大沈下量はLD南西側で-64㎜の値が確認された。
沈下原因としては、施工前に実施した家屋周囲の地盤調査で家屋西側、南側の新規擁壁側でGL~-2.75m(擁壁底盤)までの緩い地盤が確認されており、明瞭には判断できないが造成時の締固めが不十分であったため擁壁側の地盤が下がり家屋に変状が生じたものと推定される。
対策工法としては、敷地の盛土造成は経過年数が浅く地盤沈下の進行が懸念されるため、鋼管杭を支持層まで圧入する鋼管杭圧入工法で対策することにしました。
工事概要
建物の種類、構造 | 居宅、木造2階建 |
---|---|
築年数 | 4年 |
基礎構造 | ベタ基礎 |
施工範囲 | 51㎡(全体) |
沈下量 | -64㎜(最大部) |
工事内容 | 鋼管杭圧入工法 |
杭本数及び杭長 | 26箇所 (平均2.50m) |
工期 | 約一ヶ月 |
施工平面図
測定結果
工事写真
(家屋全景)
(家屋養生)
(トンネル掘削完了)
(最終加圧確認)
(支持台、連動ジャッキ設置完了)
(連動ジャッキ設置完了)
(室内測量状況)
(外周測量状況)
(ジャッキアップ完了)
(ジャッキアップ完了)
(流動化処理土圧送状況)
(流動化処理土圧送状況)
(流動化処理土圧送完了)
(基礎クラック補修前)
(基礎クラック補修完了)
(家屋東側)
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