地盤調査・改良工事のエキスパート

土台上げ工法

基礎地盤に問題がない場合に、基礎上部に爪付きジャッキを差し込みアンカーボルト緩め土台から上を持ち上げて沈下修復を行う工法です。

特徴

  • 他の工法と比較すると、費用が安価である。
  • ベタ基礎、布基礎ともに施工可能である。
  • 家に居住しながら工事をすることができるので、引っ越しの必要性がありません。
  • 大きな機械を使用しないので、振動、騒音もなく安全に作業が可能です。
  • 重機等を使用しないので、狭い場所での施工が可能です。
  • 作業は床下で行いますので、生活への影響が少ないです。

作業手順

  1. ジャッキを設置する箇所の基礎をわずかにはつる。
  2. 基礎ハツリ箇所に爪付きジャッキを設置する。
  3. 基礎と土台を切り離すためアンカーボルトを開放する。
  4. 各所の準備ができたら、家屋の水平を測量しながらジャッキでジャッキアップする。
  5. 家屋が水平になったら基礎と土台の間にライナーを挿入し、ジャッキを撤去する。
  6. 基礎と土台を締結させるため、延長したアンカーボルトをナットで締め付ける。
  7. 基礎と土台の空隙部分はモルタルで充填する。
  8. 床下の束調整を行い、完工する。
(1)アンカーボルト解放作業
(2)ジャッキアップ作業
(3)ライナー設置、アンカーボルト締付け作業
(4)モルタル詰め作業

作業写真

ジャッキ設置箇所のはつり
ジャッキ設置
アンカーボルト開放、延長ナット設置
ジャッキアップ
ライナー設置
ナット締め付け
空隙部のモルタル詰め
床下の束調整
完工(床下)
完工(外周)

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