薬液注入工法
この工法は、地上から建物基礎下の軟弱層に向けて薬液注入を行い、軟弱層を固めてその反力によって家屋の沈下修復を行うものです。薬液注入は数次にわけて行い下部が固結した後その上部へ注入を行います。
特徴
- 基礎下を掘削する必要がないため、他の工法と比較すると工期が短い。
- 家に居住しながら工事をすることができるので、引っ越しの必要性がありません。
- 大きな機械を使用しないので、振動、騒音もなく安全に作業が可能です。
- 重機等を使用しないので、狭い場所での施工が可能です。
- 地盤全体を固めるので、その後の変状が起こり難い。
- 地震に対する耐久性が高くなる。
作業手順
- 床下より進入し、注入管を基礎下に建て込みます。
- 床下全体に注入管を設置し、注入ホースを外部のプラントに接続します。
- 外部プラントから薬液の注入を開始します。
- 沈下量の大きい箇所から順次注入を開始していきます。
- 建物全体に薬液を順次注入していきます。
- 家屋の測量をしながら、建物の沈下修正を行っていきます。
- 所定の目標値に達したら注入を終了します。



作業写真










お電話でのお問い合わせ
TEL : 06-6690-8353
FAX : 06-6690-8354