地盤調査

建物を建てる前などに、土地の地質や土壌の強度、地下水位などを詳細に調査

地盤の強さは見かけではわかりません。そのため、建物の計画・設計・施工するための資料を得るために地盤の調査を行います。地盤調査の方法としては、以下に示すような静的な方法(Static Sounding)と動的な方法(Dynamic Sounding)があり、現場の状態、用途、費用で区分されます。

静的サウンディング

地盤の硬さや土質を調べるために、抵抗体を地中に静かに押し込んでいく地盤調査方法。

動的サウンディング

抵抗体を、ハンマーなどの打撃による動的な力で地盤中に貫入させ、地盤の硬さや性質を調べる地盤調査方法。

住宅では、スクリューウエイト貫入試験(SWS試験)という方法がよく用いられますが、この試験で調査できない深さや軟弱地盤の場合はラムサウンディング試験やボーリング調査(標準貫入試験)を行います。

JFDエンジニアリング社の
地盤調査の強み

  • 国内各所で事業展開
  • 年間、受注棟数15,000以上
  • 調査実績、20年以上/累計棟数200,000以上
  • 沈下事故“ゼロ”(調査結果に基づく)
  • 分析、解析力に定評
  • 豊富なオプション体系

価格表(定価)

※②:近隣地盤データやロケーション等から地盤状態を推察、ご報告いたします。

※③〜⑨:オプション料⾦です。

地盤調査の流れ

  1. step.1

    調査依頼

  2. step.2

    事前準備

  3. step.3

    作業段取り

  4. step.4

    地盤調査実施

  5. step.5

    調査結果解析

  6. step.6

    調査報告書作成

スクリューウエイト貫入試験
(SWS試験)

スクリューウエイト貫入試験(SWS試験)は、地表面から概ね深度10mまでの軟弱層の土の硬軟、締まり具合などを判別するための抵抗値を求める試験です。戸建住宅など小規模建築物の支持力特性を把握する目的の地盤調査方法として広く利用されている試験です。

特徴

  • 試験方法は汎用性があり比較的簡便に作業ができる。
  • 試験は簡便で費用も安価である。
  • データが連続的に測定でき、データはファイルで保存される。
  • 試験結果はN値に換算して地盤強度を確認できる。
  • 測定データを現場から事務所に送付でき、データのとりまとめが瞬時にできる。

試験方法

  1. 1. 試験方法には、使用する試験装置により手動式、半自動式、全自動式の3通りがあります。手動式は載荷・回転・記録を全て手作業で行うもの、半自動式は回転装置により回転させるが載荷・記録は手作業で行うもの、全自動式は載荷・回転・記録をほぼ機械で行う(ロッド継足し等手作業を含む)ものです。
  2. 2. 先端にスクリューポイントを取り付けたロッドに対して、手動式はおもりによって、半自動式はおもり又はおもりと装置自重によって、全自動式は制御装置を用いて機械的に、それぞれ段階的に50N、150N、250N、500N、750N、及び1000Nの荷重をかけ載荷します。
  3. 3. 各載荷段階でロッドが自沈する場合は、自沈が停止するまでの貫入長(地盤中に貫入したスクリューポイントとロッドとの合計長さ)を測定・記録し、この時の荷重を静的貫入最小荷重Wswとして記録します。
  4. 4. 荷重1000Nの段階で、ロッドの自沈が停止した場合は、鉛直方向に力を加えないように右回りに回転させ、0.25m貫入させるのに必要な測定半回転数Na及び貫入長を測定・記録します。
  5. 5. 設定された測定終了基準が確認された場合は、試験を終了し、測定終了事由及び最終貫入長を記録します。
  6. 6. 得られた測定半回転数Naから貫入量1m当たりに換算した換算半回転数Nswを算出します。
  7. 7. 当試験により得られる静的貫入最小荷重Wsw、換算半回転数Nswは、換算式により地盤の支持力(許容応力度qa)、N値、粘性土の一軸圧縮強さquなどの推定に用いられ、地盤の評価や地盤補強工事の設計などに欠かせない重要な数値といえます。

ラムサウンディング試験

オートマチックラムサウンディング試験は、スウェーデンで開発され、1974年に日本に導入された試験方法です。この試験は自動貫入装置、自動引抜き装置、ロッド及びコーンで構成され、ハンマー重量63.5kg、落下高さ50cmで行い、貫入量20cm毎の打撃回数 を測定します。打撃回数を数えこれを補正した値をNd値とし、補正後のNd値は標準貫入試験のN値と同様に扱うことができます。

特徴

  • 貫入、引抜きが自動的に行える。
  • 引抜き時の抵抗を低減するためにコーンが離脱する構造となっている。
  • トルクを測定することによって周面摩擦の影響を補正することができる。
  • 標準貫入試験と比べると費用が安価である。
  • 調査深度は30m程度まで可能である。
  • N値が30程度までの地盤での調査が可能である。

平板載荷試験

原地盤に剛な載荷板を設置して荷重を与え、この荷重の大きさと載荷板の沈下との関係から地盤の変形や強さなどの支持力特性を調べるための試験を行う。調査深度は載荷板(通常は直径30cm)の1.5~2.0倍程度の深さを対象とする地盤調査として用いられる。載荷板を水平に置き、荷重計、変位計、ジャッキをセットし油圧ショベルやアンカー杭等の反力を載荷板に与え試験を行う。

特徴

  • 地盤の支持力を直接確認できる。
  • 測定した地盤支持力を設計に直接使用できる。
  • 狭い場所でも試験が可能である。
  • 作業員は2人程度で作業可能である。

表面波探査

バイブレーターなどを使って地表で人工的に弾性波動を発生させると、地盤中に実体波(P波またはS波)が伝搬する一方、地表面に沿って表面波が伝搬します。この表面波を用いた方法が表面波探査です。地表付近に沿って表面波の一つであるレーリー波の伝搬速度Vrは一般にS波速度Vsと同様に速度値が得られます。この試験によって、深度方向の表面波速度構造が得られ、地盤の硬軟を評価でき、地盤のS波速度構造を知ることによってせん断弾性係数が得られ、地盤の動的特性の把握、検討、支持特性の把握も可能となります。

特徴

  • 人力運搬が可能なため、狭小な場所、車両進入が困難な場所にも適用可能である。
  • 途中に硬い層があってもその下部の地盤の把握が可能である。
  • 住宅地盤調査、道路面下の空洞、緩み調査、岩盤線の調査が可能である。
  • 建築基準法の方法に従い地盤の地耐力が算定できる。