地盤改良工事
地盤調査で判明した軟弱地盤を強化し、建物を安全に支えるための重要な工事
地盤調査の結果、その地盤が軟弱層(地耐力不足)であると判明した場合には、建物の不同沈下を防止するために対策が必要になります。地盤改良工事とは、このように地盤調査の結果、軟弱地盤であると判断された土地に対し、建設する住宅が耐えられるように地盤を補強することです。地盤調査の解析データをもとに、現地の状況やコスト面での検討などを加え、最適な改良工法を提案いたします。
地盤改良工事の流れ
- step.1
地盤調査結果
- step.2
軟弱層の有無、周辺状況などから
安全性を判断 - step.3
地盤改良が必要
- step.4
設計・見積
- step.5
工事実施
- step.6
工事報告書作成
サクラコラム工法
サクラコラム工法とは、セメント系固化材のスラリーを吐出しながら地盤を掘削攪拌することで、柱状の地盤改良体を築造する工法です。本工法の特徴は、引上げ工程時に掘削攪拌装置を所定位置で逆回転し、供回り防止翼を軸回転と同期させることが可能となる機構を採用することで、任意の深度で軸部より径の大きい拡径部を築造することができることです。
特徴
- 在来工法と比べ、鉛直支持力を増加できる
- 攪拌ムラが少なく、安定した品質(変動係数0.35)
- 従来の柱状改良と比べ、施工数量を少なくすることが可能
- 環境負荷の低減につながる
サクラコラムPro工法
サクラコラムPro工法とは、日本で初となる芯材のないソイルコラムの支持力性能証明工法です。サクラコラム工法により先端(最深部)に拡径部を設けることにより、先端支持力を高め、沈下に対する安全性を強化しました。複合地盤計算を行わず、杭と同様の計算方法で確かな支持力を実現しております。
特徴
- サクラコラム工法と同様の品質の高い改良体
- 軟弱地盤に打設して載荷試験を繰り返したことにより、安全性を立証
- 補強体1本あたり約80t(旅客機2機分相当)の支持力を試験にて記録
- 粘性土地盤において高い支持力を発現可能
- 地震時の水平支持力計算に対応



サクラコラム工法の施工手順

- step.1
掘削攪拌装置を所定の位置にセットする。
- step.2
セメントスラリーを注入しながら正回転にて貫入する。
- step.3
所定深度に到達したら、正回転のまま0.5m以上先端処理を行う。
- step.4
正回転のまま拡径部築造箇所まで引上げ・攪拌を行う。
- step.5
拡径部築造箇所に到達したら、逆回転で供回り防止翼ストッパーを作動させる。
- step.6
0.5m区間を逆回転で上昇・下降させ、拡径部を築造する。
- step.7
正回転に切り替え、引上げ・攪拌を行う。
- step.8
引抜き完了後、改良体天端を所定の高さに処理する。
アンドーパイル工法
アンドーパイル工法とは、既製コンクリート杭を圧入可能な施工機械にて、プレボーリングを行ってから杭頭に圧力を加え地中に杭を押し込む杭状地盤補強工法です。支持まで杭を確実に打ち込むことで、土質に影響されず丈夫な土台をつくることが可能です。「安心・安全でコストパフォーマンスが良い地盤改良工事を採用したい」そう考えるすべての人を、足元から支えます。
特徴
- JIS認証取得の既製コンクリート杭を使用しており品質安定
- 低騒音・低振動の杭打機
- 軟弱層厚・支持層深度が不均一な地盤に有効
- 環境にやさしい
- 養生期間が不要でスピーディー
- 柱状改良の4倍の圧倒的強度。液状化に非常に強く災害対策に適している(東日本大震災時に不同沈下ゼロ)
- 施工機が浮く程の圧倒的支持力。現場見学会でお施主様の視覚的安心を得ることが可能
一般社団法人 日本建築総合研究所 建築技術性能証明
GBRC性能証明 登録第10-07号 改5 取得



アンドーパイル工法の施工手順

- step.1
鉛直を確認し、杭芯にオーガーヘッドを合わせる。
- step.2
地盤に無理のない速度にて掘削。
- step.3
所定の深度に達した後、通常逆転にて引き上げる。
- step.4
鉛直を保ちながら、杭に過度に負担をかけないように圧入。
- step.5
継杭の場合、下杭と上杭の鉛直の確認。
- step.6
施工深度および打止め荷重の確認。
IGウォール工法
IGウォール工法は、土とセメント系固化材を混合攪拌した改良体をベタ基礎の直下に井桁型に配置し、改良体間現地盤との複合地盤を形成して地盤の支持力を高める安定強化地業です。
特徴
- 狭小地での施工が可能
- 表層改良工法と比べて、材料や発生残土を低減できる
- 攪拌、転圧効率を高めた専用バケットを使用する



IGウォール工法の施工手順
- step.1
改良する箇所の掘削を行う。
- step.2
固化材を掘削土に散布し、専用バケットで混合攪拌する。
- step.3
固化材を混合した土を掘削孔に戻し、バケットの転圧板で転圧を行う。
- step.4
改良体天端を平坦に均し、仕上げる。
W-ZERO工法
「W-ZERO(ダブルゼロ)工法」は、住宅の地盤改良工事において近年注目されている、環境負荷が少なく、経済的な新しい地盤補強工法です。その名前の通り、以下の2つの「ゼロ」が大きな特徴となっています。
残土ゼロ: 工事中に掘削によって発生する土砂(残土)が出ない。
残置ゼロ: 地盤補強に使用した補強材(先端ピースと細径鋼管)を、将来的に完全に撤去できる。
特徴
-
(Slim) スリム設計~新発想で経済的~
土地の力を活かす新発想で、経済的なスリム設計を実現 -
(Simple)シンプル工事
残土処分がなく工事も早い(ほとんどが一日で完了) -
(Sustainable)サスティナブルな取り組み~杭を完全撤去可能~
土地の資産価値を守る環境配慮型工法

W-ZERO工法の施工手順

- step.1
先端ピースを専用ヘッドに取り付け。
- step.2
目標深度付近まで、正回転で回転圧入
- step.3
ロッドを切り離し、細径鋼管を挿入
- step.4
ロッドを再接続、再び回転圧入
- step.5
目標深度まで、正回転で回転圧入
- step.6
先端ピースを切り離し、逆回転で土を埋め戻す
- step.7
工事完了
ガイアF1パイルSR工法
先端ピース軸径に対し、細径の本体鋼管を自由に組み合わせることで本体鋼管の重量を抑え、コスト面においても柱状改良に対抗できる、小口径鋼管杭工法です。
特徴
-
予算に見合う、低コストな鋼管杭工法。
(鋼管軸部を先端軸部径よりも最大で2サイズダウン可能) -
杭を回転、貫入させるため、振動や騒音が少ない。
(施工性と貫入量に差がつく先端形状) - 非セメント系の工法の為、有機土等による固化不良の懸念がない。
- 削孔により、排土がほとんどないため、残土処分の必要がない。
一般社団法人 日本建築総合研究所 建築技術性能証明
GBRC性能証明 登録第19-15号 改3 取得
GRRシート工法
基礎下に所定の厚さの砕石転圧層を施工し、その中にジオテキスタイル(シート)を敷設することで、砕石地業による剛性補強効果とシートによる砕石層の変形拘束効果によって、支持力補強効果を得る工法です。
特徴
- バックホウとダンプで施工可なので、大型の重機が不要。
- 狭小地対応可。
- 掘削深度が浅い→埋没物、文化財対応。
- 将来的に撤去が容易で、環境負荷が少ない。
刃工法
先端ピース軸径に対し、細径の本体鋼管を自由に組み合わせることで、本体鋼管の重量を抑え、コスト面においても柱状改良に対抗できる、小口径鋼管杭工法です。
特徴
- 予算に見合う、低コストな鋼管杭工法。
- 杭を回転、貫入させるため、振動や騒音が少ない。
- 非セメント系の工法の為、有機土等による固化不良の懸念がない。
- 削孔により、排土がほとんどないため、残土処分の必要がない。
一般社団法人 日本建築総合研究所 建築技術性能証明
GBRC性能証明 登録第19-04号 改1 取得