サクラコラム工法
サクラコラム工法とは、セメント系固化材のスラリーを吐出しながら地盤を掘削攪拌することで、柱状の地盤改良体を築造する工法である。本工法の特徴は、引上げ工程時に掘削攪拌装置を所定位置で逆回転し、供回り防止翼を軸回転と同期させることが可能となる機構を採用することで、任意の深度で軸部より径の大きい拡径部を築造することができることである。

特徴
- 在来工法と比べ、鉛直支持力を増加できる
- 攪拌ムラが少なく、安定した品質(変動係数0.35)
- 従来の柱状改良と比べ、施工数量を少なくすることが可能
- 環境負荷の低減につながる
サクラコラム工法の施工手順
- 掘削攪拌装置を所定の位置にセットする。
- セメントスラリーを注入しながら正回転にて貫入する。
- 所定深度に到達したら、正回転のまま0.5m以上先端処理を行う。
- 正回転のまま拡径部築造箇所まで引上げ・攪拌を行う。
- 拡径部築造箇所に到達したら、逆回転で供回り防止翼ストッパーを作動させる。
- 0.5m区間を逆回転で上昇・下降させ、拡径部を築造する。
- 正回転に切り替え、引上げ・攪拌を行う。
- 引抜き完了後、改良体天端を所定の高さに処理する。









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