地盤調査・改良工事のエキスパート

小口径鋼管杭工法

軟弱層が比較的厚く、通常の混合処理では施工が難しい場合などに、小口径鋼管を地盤内の支持層まで打設して、建物荷重の支持杭として利用するものである。

特徴

  • 杭を回転、貫入させるため振動、騒音が少ない。
  • 非セメント系の工法のため有機土等、固化不良の懸念がない。
  • 改良深度は 10m程度までが一般的である。
  • 削孔により排土がほとんどないため、残土処分の必要がない。
  • 地下水の影響をほとんど受けない 。支持地盤が傾斜していても対応可能である。

小口径鋼管杭工法の施工手順

機械に取り付けられた杭を地面と垂直に立てます
機械に取り付けられた杭を
地面と垂直に立てます
機械の重さを利用しながら、モーター部分により杭を回転させ、設計深度まで杭を到達させます
機械の重さを利用しながら、モーター部分により杭を回転させ、設計深度まで杭を到達させます
基礎通りに杭を打設します
基礎通りに杭を打設します
完成
完成
施工機
施工機
材料確認
材料確認
建て込み杭芯セット
建て込み杭芯セット
鉛直確認
鉛直確認
残尺確認
残尺確認
施工完了
施工完了

加盟団体