ラムサウンディング試験
オートマチックラムサウンディング試験は、スウェーデンで開発され、 1974年に日本に導入された試験方法です。
この試験は自動貫入装置、自動引抜き装置、ロッド及びコーン構成され、でハンマー重量63.5kg、落下高さ50cmで行い、貫入量20cm毎の打撃回数を測定する。
打撃回数を数えこれを補正した値をNd値とし、補正後のNd値は標準貫入試験のN値と同様に扱うことができます。
特徴
- 貫入、引抜きが自動的に行える。
- 引抜き時の抵抗を低減するためにコーンが離脱する構造となっている。
- トルクを測定することによって周面摩擦の影響を補正することができる。
- 標準貫入試験と比べると費用が安価である。
- 調査深度は 30m程度まで可能である。
- N値が30程度までの地盤での調査が可能である。
自動連続貫入装置
装置諸元
試験時の機械高さ、移動時の機械長さ | 2.8m |
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試験機本体の全幅 | 0.8m |
移動時の機械高さ | 0.9m |
試験機の全重量 | 21.0kg |
試験機の移動時の牽引に必要な力 | 原動機(オイル混合比 1:25ガソリン) 2.7HP |
ハンマーの重量 | 63.5kg |
ハンマーの落下高さ | 50cm |
打撃速度 | 10分24回 |
アンビル(ノッキングヘッド) | φ32cm |
自動引抜装置
装置諸元
油圧ポンプオイル量 | 6リットル |
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原動機 ステール 08S | オイル混合比1:2 |
引抜き力 | 80ton |
引抜き装置全重量 | 50kg |
ロッドおよびコーン
- ロッド ( φ32mm × 1000mm 質量 5kg)
- カップリング
- 先端コーン(先端角90° 外径 45mm 内径 32mm 円筒部長90mm 質量 0.4kg 標準ロッドに差込み)
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